2026年5月– date –
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諦めるのは
過ぎた時間の、その重さについて考えることが増えた。それは自分がここまで生きてきて、その過程の美しさとくだらなさ、その両方と向き合う時間に移り変わる。 生きていく中で、10代から20代の儚く取り返しのつかないながらも輝いて見える時期から、社... -
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名前も残らない朝
クラブ帰りの、明け方の渋谷駅。歩道橋のいちばん下、地面に一番近い段に、うずくまって座り込んでいた。DJをした後だったから、傍らにはパンパンに太ったレコードバッグがあった。彼女の好きな音という無形の宝物が、形となって地面に立っていた。 「帰ろ... -
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恵比寿の西口で
恵比寿に行った。19歳からしばらく、住んでいた街。用事がある店が、偶然にも当時の部屋の近くだった。西口を出て商店街を歩いて帰っていたあの時のように、歩き出す。西口には相変わらず親切にトイレがあった。綺麗な囲いがしてあって、この街らしいなと...
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