前回から続く
前職時代と比較して時間ができた僕は、簡単な曲を一曲、やっと仕上げることができた。
とてもシンプルな曲で、展開も構成もあってないようなものだったけど、それでも「形にした」というのは自分の中で大きかった。
それまで自分の中にずっと存在し続けた
(俺、デバイスをたくさん持ってるだけでそれで曲を作ったことないしな)
というコンプレックスのような矛盾がひとつ解決した時の開放感は忘れたくない。
が、その後また停滞期に入る。一曲作ったことで満足してしまったのだ。
なんとなく作ったトラックを流し、Pushのツマミを回して満足するという、なんら生産的でない時間を過ごすことになった。
とはいえ、やはり悶々とはしてくるもので。
そんな時、あらゆるタイミングが重なり、やっとうりなみさんに会うことができるようになった。
朝の高速バスに乗り、ずっと行きたかった街へ向かった。
うりなみさんと合流し、その日は昼から酒を飲み、大好きな公園にも行き、一日中飲み歩いた。
そんな中で、うりなみさんの家にお邪魔させていただくことができた。
まさか伺えるとは思っていなかったので、驚きつつも嬉しかった。
ブログでずっと見ていた、うりなみさんのあのデスクを見ることができるとは。
↓参考記事 デスクが完成するまでにやったこと(無理ない暮らし)
https://murinaikurashi.com/what-i-did-before-i-finished-my-desk-for-using-daw
今はうりなみさんと友人と言える間柄にしていただいたが、そもそもが「無理ない暮らし」のファンだった自分からしたら、うりなみさんのデスクが見れるということがすごく嬉しかった。
ブログで読んだチェアに座らせてもらい、そこで僕はLinnstrumentを初めて触った。
ブログで読んでいたので、Linnstrumentの存在は知っていたけど、触るのは初めてだった。
触ってみて驚いた。
パッドの感触がすごく滑らかなのだ。
自分がそれまで触っていた、PushやMove、Launchpadとは全く違う手触りだった。
それに、とても繊細に反応するのにも驚いた。
「これすごいですね!」と驚きを隠せなかった。
ここまで読んでいただいた方には簡単に想像がつくと思うが…
僕は家に帰ってからすぐにLinnstrumentを注文した笑
仕事が変わってしまったので正直あまりお金はないのだが、これは買わなければいけないだろうと思ってしまった。
Linnstrumentは、お金がない僕でも多少無理をしてでも買いたいと思わせてくれるものだった。

冷静に考えれば、少し前ならレスポールスタンダードが買える価格だ。
ちっとも安いものじゃない。
しかも、パッドを買ってろくに操作しないという前科が何犯か数えられないほどの前科持ちの自分だということはよくわかっている。
それでもLinnstrumentは抗い難い魅力を持っていた。
Linnstrumentが届き、触っているとそれだけで幸せな気分になった。
ピアノ音源にして弾いていると、子供の頃に妹が家でピアノを弾いていた時のような気持ちになる。生活に音楽が入り込んできた時の、あの感覚。
Linnstrumentはそれ以外にも、さまざまな音色で演奏ができる。Pushでもできないことはないのだが、Pushで表現できないことがLinnstrumentはできる。
僕はその違いに夢中になった。
とはいえ、まだ全然達者ではないので、これからも練習は欠かせない。
自分はピアノをやってきたわけではないので、両手で違うことをやるというのがいまだにできない。
ピアノの教則本を頼りにやってみたりしているが、いかんせん鍵盤ではないので親指の扱いが難しい。この辺りは自分で手を動かしながら最適解を見つけていくことになるだろう。
Linnstrumentに関しては、まだまだ情報が少ない。
これから自分でも色々調べて、このサイトにまとめていけたらと思う。
現時点での、自分のパッド遍歴を書かせていただいた。
遍歴、なんて言えるほど触ってないし上達もしていない。
これからの自分に期待したい。
↓前編はこちら


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